FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などが
次々と発症する様をアレルギーマーチと言います。

一つが治ると次に違うアレルギー疾患が発症したり、
同時に複数のアレルギー疾患が発症するなど、
アレルギーマーチと言っても現れ方は人それぞれ違います。

アレルギーマーチはアレルギーの行進という意味ですね。
その表現通り、アレルギー疾患が次から次へと行進のように
現れるということなのです。

アレルギー体質の人すべてがこのような状態になるわけでは
ありませんが、アトピー性皮膚炎があって、花粉症もある
など複数のアレルギー疾患を持っている人が結構多いことは
事実です。

ではどうして一人の人にアレルギー疾患が連鎖的に現れるのか
ということを考えてみます。

アレルギー疾患が発症している部位をみてみますと・・・

アトピー性皮膚炎は皮ふに現れる病気ですね。
(アトピー性皮膚炎以外の皮ふ病も同じく皮膚の病気です)

気管支喘息は気管支から肺にかけての病気です。

アレルギー性鼻炎は、鼻水、鼻づまりなど、鼻を中心に症状が
現れます。

皮膚、気管支、肺、鼻の病気であることが分かります。

そして、皮膚、気管支、鼻がどの臓腑に属するのか
みてみます。

皮膚は臓腑的にみると肺系統に属します。
「肺は皮毛を主る」と表現されます。

気管支は呼吸するときに(肺に空気が出入りするときに)
必ず気管支を通過しますので肺系統に属します。

鼻も呼吸時に肺への空気の出入口となっています。
よって肺系統に属します。

こうしてみると、まったく別々の疾患のように見える
皮ふ病、喘息、鼻炎がすべて肺に属する部位の病気で
あるということがわかります。

ようするにアレルギー疾患の多くは肺の病気だという
ことなのです。

アレルギーマーチとは、肺に属する部位に次々に
症状が現われているのだということなのです。

別々の病気に見えて、すべて肺の病なのです。だから、
次々肺に所属する部位に症状が現われるというわけです。

花粉症の時に目がかゆくなりますが、白目の部位は
肺系統に所属しています。

花粉症の時に咽がイガイガする咽が乾燥する・・・
咽喉はもちろん肺と繋がる通路ですね。
ですから咽喉は肺系統の一部とみることが出来ます。

アレルギー体質の人では、
胃腸が弱くてすぐに下痢をする、食べ物がアレルゲンと
なって湿疹が出てさらに下痢もするというようなことも起こり
がちです。

東洋医学では、脾(胃腸)と肺は親子関係にあって
脾(胃腸)が親で、肺がその子としてとらえます。

したがって親(胃腸)が不良状態であると、それが子(肺)に
反映され、皮膚病・ぜんそく・鼻炎など、肺に属する部位にも
不良症状が現われるのです。

このようなことは机上の空論ではなく、実際に皮ふ病や
喘息、花粉症などの御相談にみえる方々の訴えをお聞き
しますと、胃腸に問題のある人が非常に多いのです。

アレルギー疾患の多くは、脾(胃腸)に問題があって、水分代謝
がうまくできていないために、処理仕切れない不要な水が
チャポチャポ貯留するようになります。

そしてその不要な水が肺系統にも拡散してゆきます。

そして肺の出入り口である鼻から水湿があふれ出すと鼻炎となり、
空気の通り道である気管を痰湿が塞ぐとぜんそくが起こります。
肺が主る皮膚に痰湿が貯留停滞すると湿疹が現われます。

このような水分貯留のある人では、舌に特徴的な所見がみられます。
舌が水膨れして(むくんで)ボテッと大きくなり、舌の周りに歯形がくっきりつくようになります。

これはむくんだ足首にくっきりと靴下の跡がつくのと同じ原理です。
歯形の程度が強い人では、のこぎりの刃のようなギザギザな歯形が
歯の周囲全体についています。

それから、舌の上に苔状のものがべっとり付着します。
水湿の貯留状態が激しいほど舌苔は増える傾向となります。

種々のアレルギー疾患は・・・
生痰の源である、脾(胃腸)で産生された痰飲水湿が、
貯痰の器である肺に貯留停滞することにより起きるということです。

ですから、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、花粉症
これらの病気を本当の意味で治すには、皮膚や鼻や気管支
だけをみていてはいけないのです。

肺の親であるところの脾(胃腸)の問題を解決しない限りは
アトピー性皮膚炎も気管支ぜんそくも花粉症も良くなることは
ありません。

実際上は、病気というものは複雑ですので、胃腸の問題の
解決は最重要なポイントですが、それだけでなく肺に属する
部位である、(皮膚、気管支、鼻)もすべて含めての問題解決に
当たらないといけないのは言うまでもありません。

身体は部品の寄せ集めではなく、みんなひとつながりとなり
五臓六腑が協力してはじめて組織や器官が健常に機能し、
健康体を維持しているわけです。

どこか一部の臓腑に問題が起きるとそれが、次々とつながりの
深い組織や器官に症状として現れることになるのです。

<おすすめの曲> №47

NEXT Entry
顔・頭・首・口周り・耳のきわ・胸・背中・手足がまだらに真っ赤に腫れてとてもかゆい、水疱ができる、掻き破って黄汁が流れる、ただれる、血が出る・かさぶたができる・表皮がパラパラ落ちる・皮膚が硬く分厚くなる・・・
NEW Topics
排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
「Tash Sultana」すごいアーティスト発見 ユーチューブ
妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
さくら薬局
℡0791-65-2107
マウスオン→ 




さくら薬局ホームページへ移動する

カテゴリ
最新記事
かわいい「ハムちゃん」
上の窓から1分置きに・・・
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。