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生理前になるとイライラが激しくなって気持ちを
抑えることができません。

仕事中も他人に当たりそうになるし、帰宅後は
家人にあたってしまいます。

イライラがいっきに爆発してしまうという
状態になります。

家人はご理解があって何も言われませんが・・・

部屋へ戻った時に自己嫌悪に陥ります。

気分のコントロールが出来ないのがつらいです。

他人といるとイライラが爆発してしまいます。
一人でいると精神的に落ち込んでしまいます。

・・・

上記症状はまさしくPMDDそのものの症状です。

自分自身で気分のコントロールが出来なくて・・・
それで周りの人に当たってしまって、後で
自己嫌悪に陥る、ということですね。

上記症状以外にも辛い症状が発現します。

生理前は、
激しい眠気に襲われて集中力が無くなって
しまいます。

仕事に差し支えるくらいの状態になります。

生理前に頭痛(こめかみ痛)が激しくなって
吐き気がすることがあります。

生理2日前くらいには・・・

夜、寝ている夜中に頭がクラクラします。
頭がフラフラして起き上がれない状態となります。

こういう状態になった時は外出出来なくなるので
仕事は休みます。

生理痛は非常に強いです。

下腹部痛、腰痛、吐き気を伴います。

下腹部が張って痛い、ギューっと絞るように痛い
などの状態になります。

生理時以外でも常に腰痛を感じます。

PMS、PMDDの両方の症状がハッキリと
現れてます。

そして生理痛も強いということです。

生理周期は30日前で安定しています。

29歳女性です。

初来店が平成27年5月末です。

・・・

PMS(月経前症候群)
PMDD(月経前不快気分障害)

PMSは月経前3~10日の間続く精神的あるいは
身体的症状で、月経の発来とともに減退ないしは
消失するもの

PMDDはPMS(月経前症候群)における症状の
中でも特に精神的な症状が非常に強く、
日常生活に支障が出るほどの状態を指します。

PMSのことはご存じの方が多いかも
しれませんが、PMDDは馴染みが薄い
かもしれません。

ご相談の女性はPMS、PMDDの両方の
症状がハッキリとと現れています。

発現している症状群をまとめますと・・・

生理10日くらい前から以下の多種症状が現れます。

頭痛、肩こり、吐き気、胸が張る、腹痛、便秘
食欲が亢進する、吹き出物が増える、身体がだるくなる、
(身体的症状)

怒りっぽくなる、イライラが激しくなって爆発する
他人にあたってしまう。、
眠くなる、気分が落ち込む、不安感が強くなる
集中力が低下する、頭がクラクラして起き上がれない
(精神的症状)

上記症状の発現に気が付いたのが7~8年前です。
よ~く考えると10代の頃から症状があったように
思います。

・・・

上記症状から・・・
漢方的に詳細に分析して漢方的アプローチを
考えます。

PMSで頻繁に使用される処方として有名なのが

加味逍遥散だと思います。

女性の不定愁訴に非常によく使用されている
処方ですね。

加味逍遥散は・・・
軽く血を補って、軽く肝の疏泄を調整して
鬱熱を冷ます・・・という配合になっています。

加味逍遥散は逍遥散に山梔子と牡丹皮が加味された
処方です。

逍遥散が軽く血を補って肝の疏泄を調整する部分で
山梔子と牡丹皮が鬱熱を冷ます部分ですね。

加味逍遥散または逍遥散を使用することも
考えましたが、使用しませんでした。

PMDDの症状が非常に激しいので、
軽く疏泄の調整をするくらいでは治まり
切らないであろうと判断しました。

疏泄解放作用がもっと強力なものの
使用を考えたのですが・・・

例えば、四逆散です。

しかしながら、顆粒剤の服用が困難だと
いうことが判明しました。

顆粒剤は口の中で溶けて味とにおいが
しっかり拡がります。

それが全く受け付けられないということが
分かりました。

ご相談中に何方剤か服用を試されたのですが、
ギブアップで服用出来ませんとのことでした。

このように漢方薬の味やにおいが苦手で
飲むことが出来ません・・・

と言われる方が結構な数でいらっしゃいます。

となると・・・

錠剤か丸剤で方剤構成を組み立てるしか
ありません。

錠剤でも口に入れてすぐに溶けだして味が
はっきり分かるものはダメだということです。

限られた方剤群の中からの選択となります。

疏肝理気の方剤

活血化瘀の方剤

などの方剤を組み合わせて病態に適合する
ように考えます。

漢方薬服用を開始2週間後くらいから・・・

さらに袪風湿+補血利湿の方剤を加えました。

袪風湿+補血利湿の方剤追加を考えたのは・・・

雨降りの日とか湿度の高い日は・・・

「重たい空気を感じる・・・
 そんな日は
 クーラーなどを入れて除湿すると感じなくなる」

との内容のお話をされたからです。

PMSやPMDD症状を漢方的に分析しますと、

肝気鬱結を中心とする症状群なのですが、

気鬱に伴って痰湿の停滞があったり、
瘀血を伴っていたり、する場合が多いのです。

内湿が停滞していますと、外湿の影響を
強く受けます。

以上の理論的な分析によって袪風湿の方剤を
組み入れました。

そして数種類の方剤構成にして服用して
いただきました。

1カ月ほど服用されましたところ、

激しいPMSやPMDDの症状は全く無くなりました。

雲散霧消したという表現がピッタリです。

生理前のイライラが爆発する症状は無くなりました。
イライラすることが全く無くなっています。

精神的に落ち込んで強い眠気に襲われて集中力が
無くなる・・・

この症状も全く無くなりました。

しかし・・・

逆に夜、寝ようとしても目が冴えてしまって
眠れなくなっている・・・と言われます。

そこで・・・

心腎の陰補充により心腎交通がしっかり
出来るように方剤を加えます。

それによって・・・

夜、目が冴えて眠れない状態は改善されました。

生理前のイライラの爆発も無くなりました。
他人にあたることも無くなりました。

生理前の頭痛、吐き気も無くなっています。

生理前に眠気に襲われてや集中力が低下する症状も
なくなっています。

強い生理痛もなくなっています。

生理前に頭がクラクラして起き上がれない
ようなこともなくなっています。

お悩みの症状は全快しています。

途中で・・・

腰痛が常にあるのが気になります、とのことを
訴えれらましたが、

この症状も、方剤の微調整によって無くなりました。

漢方薬服用を開始されてから4カ月ほどで
すべての症状が改善されています。

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冷え症?冷やし症? 冷え症だと言われる女性はたくさんいらっしゃいます。しかしながら自分自身の生活習慣の問題によって自分で自分の体を冷やしてしまっている方が多いと感じます。冷え症ではなく冷やし症ということです。冷たいものや生もの(サラダ、果物、生ジュース、ヨーグルト、牛乳など)を積極的に摂取している人が結構な数でいらっしゃいますが、それがために身体を冷やしてしまっているのです。冷え症になりますと、身体が冷えるだけでなく、鼻炎、むくみ、おりもの、頭痛、肩こり、身体が重だるい腰痛、自律神経が不安定になる、立ちくらみやめまい、生理痛、生理前のイライラ強い眠気、食欲不振、常に胃がもたれている、おなかが張ることが多いなど、冷え以外にも種々の症状を引き起こします。
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排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
「Tash Sultana」すごいアーティスト発見 ユーチューブ
妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
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℡0791-65-2107
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