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ここ数カ月の間に・・・
急な強い精神的ストレスや多忙などが
重なっていました。

そのために、

やる気が起こらない・・・

常に眠い・・・

体が重だるい・・・

情緒不安定で気分にむらがある・・・

イライラしやすい・・・

胸部が痛い・・・

お酒を飲まないと眠れない・・・

などの症状が出ています。

30代前半の女性です。

初来店が平成27年7月中旬です。

情緒不安定で気分にむらがあったり
イライラしやすかったり胸部が痛い
などの症状から肝気鬱結になられている
ことが推察されます。

急な強い精神的ストレスによって
このような状態になってしまわれたのでしょう。

健常な状態では、気がスムーズに流通して
いますが、強いストレスが加わりますと、

気の流通が止まってしまいます。

こうなりますと、イライラや情緒不安定
やる気が起こらないなどの精神症状や
胸が詰まるなどの身体症状が現れます。

肝気鬱結では張って痞えて痛いという
特徴的な症状が現れます。

肝気鬱結状態になられていることは
ほぼ間違いないと分かりますが・・・

肝気鬱結だけが問題なのか、
他にも体調悪化の原因となる要因がないのか
詳細に聴き取りをして確認します。

少し食べるとおなかいっぱいになります。

おなかにガスが時々溜まります。

おなかがキュルキュル鳴ります。

起床時に口の中がネトネトします。

軟便下痢ぎみのこともあればコロコロ便の
こともあります。

排尿は黄色いことが多いです。

朝は顔、夕方は足がパンパンにむくみます。

すごく疲れやすいです。

曇りや雨の日に肩こりや頭痛が強く現れます。

曇りや雨の日に耳が塞がって音がこもります。

みぞ落ちの辺りがいつも詰まったように
感じて痛みもあります。

イライラしたりセカセカしたりすることが多いです。

ストレスを感じるときにカーッと顔が熱くなります。

寝付きが悪く熟睡出来なくて夜中に目が覚めます。

夜間、夢を見て覚えています。

以上のような症状が発現していることが
確認出来ました。

特徴的な症状が散見されますね。

曇りや雨の日に頭痛や肩こりが強くなる
曇りや雨の日に耳が塞がって音がこもる
顔や足がむくみやすい。

曇りや雨の日に・・・症状が発現悪化する。
ということが特徴ですね。

曇りや雨の日は外的環境において
湿度が高くなります。

身体外部の湿気が増えるわけです。

そういう時に症状が発現悪化する

こういう場合・・・

身体内部に水湿が貯留停滞している
可能性が高くなります。

水湿とは、粘着質で流動性の悪い液状物質です。

水湿が貯留しますと、眠気が強くなったり
身体が重だるくなったりします。

頭痛や肩こり、耳が塞がって音がこもる
顔や足がむくむ・・・などの症状発現にも
関わります。

水湿貯留によって起こっていると考えられる
症状は今回のストレス症状が発現する以前から
あったとのことでした。

水湿が貯留停滞している体質の上に肝気鬱結が
新たな問題として加わったということのようです。

気鬱になりますと、気の動きの悪さによって
水の動きも悪くなって水滞が生じやすいのですが、
もともと水湿が貯留停滞していますと、水湿気阻、
気滞水阻のような悪循環が発生します。

気の滞りが水の滞りを助長する。
水の滞りが気の滞りを助長する。

ということになり・・・

気滞症状と水湿停滞症状がいっしょになって
諸症状が強く現れることとなります。

そして排尿色が黄色いことから

気鬱がオーバーヒートぎみになっていることが
うかがえます。(肝鬱化火の状態です)

鬱熱が生じていて水湿を煮詰めている状態です。
湿熱の状態になっているということです。

さらには・・・

肝気鬱結、肝鬱化火となりますと肝血を
消耗することになります。

女性は生理出産で肝血不足ぎみのことが多いのですが、
肝鬱化火となりますと、さらに血を消耗させて
しまいます。

肝血の消耗は心血の消耗へと発展することも
多見されます。

以上の分析の上で漢方的アプローチを考えます。

肝気鬱結を解放する。

鬱熱を冷ます。

水湿(湿熱)を除去する。

心肝血を補充する。

などの多角的アプローチが必要なようです。

多種類の方剤構成に組み立ててお渡ししました。

そして・・・

初めの1週間分の漢方薬の服用後から
明らかに諸症状が改善されてきました。

少しずつ方剤構成を組み替えて微調整して
漢方方剤をお渡しします。

2週間3週間と来店されるたびに
諸症状はどんどん改善されて行きました。

漢方薬を服用されて3カ月足らずですが、
ほとんどの症状が大幅に改善されています。

夜はよく眠れます。

やる気がおこらないとか身体がだるいとかの
状態も無くなっています。

気分のむらやイライラもほぼなくなっています。

胸部やみぞ落ちの詰まった感や痛みもなくなりました。

耳の詰まりも気になりません。

排尿色も薄くなっています。

排便状態も良好になっています。

現在も漢方薬服用中です。

現代社会にストレスの種は尽きません。

社会構造が複雑となっていますので
ストレスはますます増えているとも
感じます。
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「火神派理論」では病気を引き起こす根本原因として陽気不足(陽虚)がベースになっていることが多いので、温熱薬を使用するアプローチを最重要視しています。陽気不足で水液気化が出来ないために皮下に痰飲水湿が貯留停滞した「陰的アトピー(陰的皮ふ病)」には火神派理論は有効です。しかし陰虚ベースの皮ふ病では、潤い不足症状(乾燥症状)と燃料不足(陰不足)のために機能低下が起こり、肝気鬱結しやすくなったり気化力が低下したり推進力が低下したりして痰飲水湿の貯留停滞や気血津液の運行循環が滞ったりという病態になるものが多いです。このような陰虚ベースの皮ふ病「陽的アトピー(陽的皮ふ病)」は火神派理論では対応出来ません。
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排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
「Tash Sultana」すごいアーティスト発見 ユーチューブ
妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
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℡0791-65-2107
マウスオン→ 




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