生野菜や果物を食べることはすごく身体に
良いことなのだ・・・

だから毎日、生野菜や果物をたくさん食べれば
健康に良い・・・

上記の事をかたくなに信じ切っておられる方が
あまりにもたくさんいらっしゃるのにびっくりなのです。

若年の方から年長の方まで年齢を問わず
生野菜信仰、果物信仰が目につきます。

「毎日、生野菜をボールに一杯食べます」

「季節の果物を欠かさず毎日食べます」

「食事の時は生野菜を最初に食べます」

「グリーンスムージーを欠かさず飲みます」

「朝食は野菜ジュースとりんごだけです」

「水を1日2ℓを飲むように心がけています」

このような内容の事をお話になる方が
結構多いのです。

それで体調が良いのなら問題がないわけです。

しかしながら・・・

上記のように生野菜や果物を欠かさず
積極的に摂取しているのにも関わらず
体調がすぐれない。

ということでご相談にお見えになる方が
多いのです。

生野菜や果物を積極的に食べておられる方では
どのような体調不良が現れるかと言いますと・・・

まず一番先に目立つのが、胃腸不良症状です。

「食欲があまりありません」 

「ちょっと食べるとおなかいっぱいになります」

「おなかがクルクルゴロゴロ鳴ります」

「胃がもたれたり、吐き気がしたりします」

「下痢軟便のことが多いです」

「おなかが冷えます」

そして水分代謝の悪い症状も必発です。

「からだがむくみやすいです」

「めまいすることが多いです」

「くしゃみ、鼻水がよく出ます」

「おりものが多いです」

「おしっこが近いです」

「おしっこが遠いです」

こりや痛み症状の発現も多いです。

「肩こり、首こりがあり、ひどいと頭痛がします」

「何かが乗ってるように重いです」

「頭やからだが重だるいです」

「足腰が重いです」

そして、体が疲れやすくて眠いだるい。
そして、体が冷える、足が冷える。

などです。

生野菜や果物の摂取過剰の方では上記症状を
訴えられることが非常に多いです。

そこで・・・

「あなたの体調不良の原因は、食べ物にあります」

「生野菜、果物の過剰摂取が体調不良の大きな原因に
 なっています」

「ですから生野菜や果物を食べるのは止めて下さい」

「野菜は色の濃い野菜(緑黄色野菜)を生ではなくて
 炊いて火を通して食べて下さい」

ということを強調してお話しています。

「えっ、どうして生野菜や果物はビタミンや酵素が
 いっぱい含まれていて身体に良いんじゃないですか・・・」

「火を通すとビタミンや酵素が壊れちゃうからダメなんじゃ
 ないですか・・・」

という反応をされる方が多いです。

こういう風に誰かが「言っていた・・・」
こういう風に「教えられた・・・」
こういう風に「書いてあった・・・」

ということなのだと思います。

こいうのを机上の空論と言います。

生野菜や果物を机上で分析しますと、
ビタミンや酵素がいっぱい含まれている・・・

これは間違い事実ですね。

しかしながら・・・

分析結果がすぐれているのと、それらを
食べて体調が良くなるのとは別です。

食べる・・・消化吸収する・・・

この過程を経るということが抜け落ちていますね。

食べて、消化吸収して始めて身体に役立つものになる
わけです。

生野菜や果物で何が一番問題なのかと言いますと・・・

消化吸収が非常に悪いということです。

胃腸は陽気のパワーで動いています。

ですから胃腸を冷やすことは胃腸の機能を
低下させることと同義なのです。

せっかくビタミンや酵素がいっぱい含まれていても
胃腸を冷やしてしまって消化吸収を阻害していしまう
ようではまったく意味がまりませんね。

良いと思ってやってることが逆に健康状態を
損ねてしまうことになってるということなのです。

じゃんじゃんじゃんじゃん、
生野菜や果物などを摂取していますと、

胃腸がどんどんどんどん冷えて
胃腸機能が落ちて消化吸収力が低下して
常に消化しきれない未消化物がいっぱいたまって
胃もたれしたような状態が続き
チャプチャプおなかが鳴る
水がたまったような音がする
などの胃腸不良状態が続くようになります。

このような状態になっていても、

ご本人さんは、それが当たり前になっているのか
まさか、生野菜や果物の摂取が原因でそうなっている
のだということは思いもよらない・・・

ということのようです。

頭に入り込んだ強い思い込みは変えられないようです。

ほとんどの場合・・・

「胃腸の状態が悪いです・・・」ということで
ご相談にみえることはレアなのです。

不妊、不育症、その他の不定愁訴のお悩みをお持ちで
ご相談に見えた時に・・・

詳しくお聞きすると、胃腸不良症状のある方が非常に
多くて、なぜなのかを追求しますと・・・

生野菜や果物などの摂取過剰が原因になっていることが
非常に多いケースが目立つわけです。

そこで・・・

「火を通した温かい物を摂取されないといけませんよ」

ということで丁寧にご説明して、

食生活の改善の上で、漢方薬を服用されますと、

諸症状がどんどん改善されてゆきます。

原因があって結果として症状や病気が発現するわけですので
原因を改めることなしに病を改善させることは困難なのです。

生野菜や果物を積極的に摂取している方で、体調不良で
お困りならば、温かい火を通した食べ物に変えられる
ことをお勧めします。
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陽的なアトピー性皮膚炎へのアプローチとして、一時的には、黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯、白虎加人参湯などの使用が有効かもしれませんが・・・それだけでうまく行くことはレアケースです。ほとんどの場合、陽気循環が滞ってオーバーヒートしていますので、気の循環、水の循環、血の循環を正常化させることが必須です。去風、透熱達表、行氣、降氣、袪痰湿、活血化瘀、瀉下通便(釜底抽薪:ふていちゅうしん)清化湿熱、清利湿熱、導熱下行、などのアプローチを適宜組み合わせて対応しないと皮膚熱症状は鎮静化しません。さらには熱盛の根本原因に陰虚陽亢となっている場合も多いので、陰血補充のアプローチが必要な場合も多いです。虚熱や湿熱が血中に入り込んで血熱となっていたりとアトピー性皮膚炎の熱症状はなかなか複雑です。慎重に見極めて多角的にアプローチすることが必須なのです。
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排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
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妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
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℡0791-65-2107
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