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「婦宝当帰膠」
合わせて服用するといっそう効果が上がる


その①「婦宝当帰膠」+腎精を補充するものと合わせて服用する
    精血同源理論に準拠して肝血と腎精を合わせて活性化する

その②「婦宝当帰膠」+陽気補充するものと合わせて服用する。
    陽気補充+血(陽気を運ぶ器)によって冷えを大幅に改善させる。


今回はその③です。

「婦宝当帰膠」と活血化瘀作用のあるものと合わせて服用する。

陽気が血を温めて、温かい血が全身のすみずみまで運ばれることで
頭のてっぺんから足先まで陽気が効率よく循環します。
その結果、全身がぽかぽか温かいのですが。

その血が何らかの原因によって動きが悪くなると・・・
どうなるでしょう?

温かい血が循環しなくなりますので、身体が冷えることになります。
血が循環しないと「不通則痛」の原則で痛みも生じやすくなります。

頭痛、肩こり、腰痛、生理痛などが強く現れることが多いです。
瘀血で血が固まりますと、生理血にレバー状の塊が混じります。
子宮筋腫や卵巣脳腫、子宮内膜症などもこのような病態になって
いる場合が多いです。

こういう場合は、「婦宝当帰膠」と活血化瘀作用のあるものと
合わせて服用する必要があります。

陽気は血を動かす推進力でもありますから、陽気が不足しますと
推進力が低下して血の動きが悪くなります。

こういう場合、その②の手法を活用することが有効です。
その上で、川芎や紅花、桃仁などの活血化瘀薬を合わせて
服用すると血の動きが活性化されます。

その他、元気不足で血流が悪い場合は、黄耆など補気してさらに
気の動きを活性化させるものを合わせて服用します。

精神的ストレスによって、肝気鬱結から血滞血瘀に
進展している場合は、行気活血作用を持つものを合わせます。
「血府逐瘀湯」が有効です。

むくみやすい人では水湿が血流を邪魔している場合があります。
こういう場合は水湿を除去しながら血の動きを促します。

以上のように・・・

血流が悪くて冷える場合は、血流を悪くしている原因に
アプローチすることが大切です。

血流が悪い=桂枝茯苓丸などというやり方ではうまく
解決できません。

桂枝茯苓丸はどういう場合に有効かといいますと、

桂枝、茯苓、桃仁、赤芍、牡丹皮の5つの生薬構成です。

桂枝は陽気補充+温通作用を持ちます。
茯苓は利水作用

桃仁、赤芍、牡丹皮は活血化瘀作用があります。

桂枝と茯苓の組み合わせて水の動きを活性化させて
貯留する水湿を除去します。

桂枝と桃仁、赤芍、牡丹皮の組み合わせで、
血の動きを活性化させて瘀血を除去します。

という構成になっていることがわかります。

桂枝茯苓丸は単純な瘀血を取り除く方剤では
ありません。

水湿が貯留していて瘀血の状態になっている
このような病態に有効なわけです。

瘀血の状態から水湿貯留へ進展した場合
水湿貯留から瘀血の病態へ進展した場合
いずれにも使用できるということです。

水の動きが悪くなるとそれが血流に影響して
瘀血が発生する。

血流が悪いために水の動きが悪くなって
痰湿が貯留する。

このような場合に有効なわけです。

例えば・・・

痰湿と瘀血の両方の問題が複合的に影響して
子宮筋腫とか卵巣嚢腫などができる場合があります。

このような場合に桂枝茯苓丸は有効です。

しかしながら、若干作用が弱いので
山稜や莪朮、水蛭などの破血作用を持つものを
合わせて服用する方がより効果的です。

体内に瘀血が産生されますと・・・

冷えのぼせなどの状態が現れる場合があります。

血流が滞っている場所は熱っぽい、血が行き渡って
いない場所は冷える・・・

こういう場合は活血化瘀作用を持つ方剤をうまく
使用しますと「冷え」も「のぼせ」も同時に
解決することができます。

こういう場合でも「婦宝当帰膠」をうまく合わせて
用いますと効き目が確かになります。

陽気を運ぶ器である血を補充してあげることで
血の量的な確保を確実にしておくと、他の作用が
安定するためです。
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妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
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妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
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