逆流性食道炎なる呼称が有名になって
誰もが知っている病名になっている昨今ですが・・・

それだけこの症状でお悩みの方がたくさん
いらっしゃるということだと思います。

確かに・・・

さくら薬局の漢方相談においても、
逆流性食道炎らしき症状を訴える人が
多々いらっしゃいます。

不妊不育症、皮膚病、手足腰神経痛などの
病気や症状でご相談に対応している時に

聞き取りや質問項目で、胃腸の不良症状を
訴える方がたくさんいらっしゃるということです。

ここ最近、続けて胃腸不良症状について述べているのですが、
今回も、より詳しく述べたいと思います。


人間の体は・・・
口から食道、胃腸を通って肛門まで1本のパイプ(管)が
通っています。

胃は大きな袋状の臓腑で小腸や大腸はクネクネと曲がりながら
肛門まで達していますので、形状の違いはあるのですが・・・

1本の管が口から肛門まで通っていることは確かです。

そしてこの管は下降することが仕事です。

「胃は降をもって和となす」と表現されます。


食べ物や飲み物は、まず胃に納まってドロドロに消化されます。

この働きを、胃は「受納」と「腐熟」を主ると表現されます。

そして小腸へ下降させます。これを胃の「降濁作用」と言います。

小腸は、胃で消化されてドロドロになった飲食物を受け入れます。
「受盛」と呼ばれる働きです。

そしてさらに消化を進行させて、もっとドロドロしたものに
変えてゆきます。飲食物を変化させるという意味で「化物」と
呼ばれます。

小腸は、ドロドロの消化物を「清」と「濁」に分別します。
「清」は吸収されて全身に運ばれます。
「濁」は大腸に送られて肛門から体外へ排泄されます。

以上のように口から取り込んだ飲食物は・・・

食道~胃~小腸~大腸~肛門へと下へ下へと下降して
最後は大便として排泄されます。

その途中、小腸では・・・

「清」(エネルギーや栄養物質)が吸収されて
全身に運ばれます。

以上の流れのどこにも異常がなければ・・・

胃腸の不良症状は発現しません。

最も大切なポイントは・・・

食道~胃~小腸~大腸~肛門まで一本の管で繋がっていて
降下するのが正常な仕事だということです。

下へ下へと滞りなく適度な速さで下ってくるのが正常な仕事です。

それが・・・

何かの原因によって胃腸が正常な働きが出来なくなると・・・

正常な下降が出来なくなります→停滞感が発現します。

おなかがプーッと張る(膨満感)ガスが溜まる

胃がもたれる、食が進まない、

ちょっと食べるとおなか一杯になる


胃腸に水湿が停滞しますと・・・

おなかがクルクルチャプチャプ鳴る

停滞が強いと・・・

「不通則痛」の原則から胃痛や腹痛が生じます。

停滞感がひどくなりますと・・・

下へ降下しないものが上に逆流することとなります。

これを胃気上逆と言います。

これがまさしく逆流性食道炎ですね。

胃液や胃酸が上逆して食道や咽の辺りに上がってきます。

胃酸で食道の辺りが焼け付いて、胸焼け感が出ます。

ひどくなると胃や食道に潰瘍が出来ます。
さらにひどくなると穿孔(穴が開く)が出来ます。

今回はここまでです。

次回は逆流性食道炎はどうして起きるのか考えます。

すなわちどうして胃腸の正常な働きである降下が
出来なくなるのか考えます。
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胃がムカムカして食欲がない、胃がもたれる、おなかが張る(膨満感)ガスがたまる、胃液や胃酸が逆流する(胸焼け)ゲップが出る、胸や咽が詰まる、などの胃腸不良症状でお困りの方は多いと思います。「ガンじゃないかな・・・何か悪い病気にかかったな・・・」などと気を揉んでいらっしゃるかもしれません。病院で胃カメラなどの検査を受けたけれど異常が見つからない・・・などのパターンも多いと思います。胃腸の状態を悪くする原因の多くは「飲食不節」と言って毎日の飲食習慣の誤りにあります。ですから胃腸の調子がどうも良くないと・・・お嘆きの方は、飲食習慣の見直しが必須となります。どのような飲食習慣が良くないのか詳しく述べます。漢方的アプローチとしては、胃腸の陽気を補充すること、そして食滞や気滞、痰湿の除去など胃腸の状態を見極めて多角的にアプローチをかけて改善を図ります。
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排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
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妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
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℡0791-65-2107
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