食欲がなくなって・・・
嘔吐したり、吐き気が続いたりする。

胃がもたれて、ムカムカして気分が悪くなったりする。

おなかが張ってガスがたまって苦しい

胸焼けがする。

胃酸が逆流して上がってくる

胃痛や腹痛がする

などの胃腸不良症状を訴える人は多いですが・・・

ムカムカ気分が悪く、以前のように美味しく食べられなくなりますと・・・

「ガンじゃないかな・・・何か悪い病気にかかったのかな・・・」

などと考えて、急に不安になってきて病院へ足を運ばれる。
そして血液検査や胃カメラ検査を受けたりして細かく調べてみても
異常が見つからない・・・というパターンが結構多いものです。

検査しても異常は見つからないのに、「胃腸の調子は悪いまま・・・」
こういうパターンが多見されます。

検査して異常がないから、自律神経から来てるんじゃないか・・・とか
ああでもない、こうでもない・・・と考えを巡らせている方が多いと
思います。

一つ言えることは・・・

検査で身体の異常をすべて把握できるわけではないということです。

あっちが痛い、こっちが痛いとか ここが調子悪いとか・・・

検査しても異常なし・・・というパターンは非常に多いものです。

胃腸状態を悪くしている最大の原因は飲食生活が間違っている
ことにあります。

東洋医学では、病気を引き起こす原因の大きなものとして
「飲食不節」(飲食生活の間違い)にあることを指摘しています。

ですから、胃腸不良症状が発現した場合には、まず第一に飲食生活の
見直しから始めないといけません。


下記にどういう飲食生活が胃腸を悪くすのか・・・詳しく述べます。

季節を問わず、上記の胃腸不良症状でお悩みの方は
いらっしゃいますが・・・

特に特に夏場~秋口にかけて、胃腸不良症状を訴える人が増えます。

それはなぜかといいますと・・・

夏場は暑いですね。特に近年、猛暑になっていますので、
冷たい水分を過剰に摂取している人が多いです。

アイスコーヒー、清涼飲料水、スポーツ飲料、麦茶、水、スムージー
キンキンに冷えたビール、冷酒・・・など

飲み物以外でも、アイスクリーム、

そして、生の魚介肉類(サシミ、にぎり寿司、生ガキ、生肉)

生野菜(サラダ)果物

生野菜のサラダなんかだとボール一杯食べると言われる人が
いらっしゃいます。

これらの食べ物を総称して、生冷物(せいれいぶつ)と呼びますが・・・

生冷物の摂取過剰になっている人がたくさんいらっしゃいます。

季節を問わず、生冷物を常食常飲している人も多いように思います。

冬でもビールになっちゃっている昨今ですからね・・・
そしてサシミや野菜サラダを、あてにしながら・・・

そして、風呂上がりは暑いのでアイスクリームを食べて・・・

という飲食習慣のパターンも多いかもしれません。

冷たい物の二重奏三重奏になっている場合も多いですね。

冷たいものはつるんとのど越しが良くて食べやすいというのも
あるかもしれません。

そして・・・

ケーキ類、プリン、シュークリームなども、生冷物です。

ケーキやプリン、シュークリームはすべて冷蔵ケースに入って
販売されています。

冷たい生クリームや生卵などがいっぱい入っていますしね。

そして、牛乳やヨーグルトなども冷たいですね。

以上に挙げた飲食物は、すべて胃腸の陽気を奪うものばかりです。

我々は「命の炎」を燃やして生きています。

ですから、「命の炎」を守ることがとても大切なのです。

特に胃腸の陽気はとても大切です。

消化吸収=食べたものを燃焼させて、
エネルギーや栄養物質を生成するということです。

燃焼力=陽気のパワーです。

胃腸の陽気のパワーを温存することがとても
大切だということがわかりますね。

グビグビ、バクバクと何も考えずに何でもかんでも飲んだり食べたり
していますと、大きな落とし穴にはまります。

毎日口にしているものが、胃腸の陽気をどんどん奪っている・・・

胃腸はなんとかがんばって正常な働きを維持しようとしますが、
それも限界があります。

毎日続く生冷物の過剰摂取によって胃腸の陽気が大きく損なわれると、
胃腸の動きが止まってしまいます。

胃腸が冷え固まってしまって動かなくなるわけです。

前回述べているように、胃腸の働きは下降させることです。

胃腸が冷え固まって動きが停止しますと、飲食したものが
下降しなくなります・・・

その結果、おなかがぷーっと張る(膨満感)胃がもたれる、
少ししか食べられない、食が進まない、おなかが空かない

胸や咽が詰まった感じがする

これらの症状は停滞しているために起こる症状です。

停滞が強い場合、不通則痛の原則から、胃痛や腹痛も起こります。

停滞では収まらなくなりますと上に逆流するようになります。
これを「胃気上逆」と言います。

ゲップが頻繁に上がる、胃液や胃酸が逆流する、吐き気がする
嘔吐する、などです。

胃酸が逆流しますと、胸焼け症状が発現します。

胃腸の疲弊によって粘膜が損傷しますと、胃潰瘍になります。
ひどくなると穿孔(穴が開く)場合もあります。

胃潰瘍の場合は胃の粘膜(胃の陰液)が損傷しています。

胃の陽気のパワー不足(陽虚)だけでなく胃陰が損傷を受けている状態です。

これらの胃腸機能の異常は検査には現れませんが・・・
症状としてはとてもつらいものです。
(胃潰瘍レベルになりますと胃カメラではっきり分かりますが)

現代社会は美味しい物があふれています。

そして冷凍技術の発達などによって生や冷たいものが年中食べられる
ようになっています。

そこに落とし穴があるわけです。

何度も強調しますが・・・

生きているということは燃焼しているということです。
ですから燃焼(陽気)を守ってあげることが大切です。

生野菜とか果物とか生で食べることを推奨している風潮が
見受けられますが・・・

酵素が生きてるとかビタミンが壊れないから良いとか・・・
いろいろ言われています。

それは間違いではありませんが・・・

「生冷物の摂取は胃腸を冷やす側面がありますよ・・・」
という視点が抜け落ちています。

摂取しても胃腸の陽気が損なわれて消化吸収されなければ
酵素もビタミンも何の役にも立ちません。

摂取することで生命力=陽気が奪われるのならば、
帰って身体を害することになるのです。

胃腸の調子が思わしくない方は・・・

まずは、飲食生活の見直しをしてみてください。

こういう胃腸不良症状が発現している場合の漢方的アプローチは・・・

胃腸の気(陽気)のパワー補強して消化吸収力を取り戻す。

滞っているものを動かして除去する。
(食滞、痰湿、瘀血、気滞の除去)

陽気だけでなく陰液の損傷が見られる場合は
陰液を補充する。

など胃腸の状態をしっかり見極めて多角的にアプローチを
かけて改善を図ります。

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常に胃が重たくてだるい、おなかが張ってガスがたまっている、食欲がない、胃液が逆流したり胸焼けがする・・・などの胃腸不良症状が続いていました。そして二人目が妊娠出来ないということのお悩みもありました・・・その他の症状としては、急に突然、血の気が引いて気分が悪くなって倒れそうになる、急に動悸がしたり顔から首がほてって汗が出る、むくみ、トイレが近い、常に緊張している感じがする、咽に痰が詰まって苦しい・・・など多彩な症状が起きていました・・・さくら薬局で漢方薬を服用されたところ2か月を待たずして、妊娠されました。胃腸症状もどんどん改善され、その他の多彩な症状もほとんど改善されています。胃腸症状が改善されると全身状態も非常に良くなります。生命力のパワーも強くなり子宮や卵巣機能が活性化するのです。
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排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
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妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
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℡0791-65-2107
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