逆流性食道炎を初めとした・・・
胃腸不良症状への対応について
ここのところ続けて述べていますが

胃腸不良症状のお悩みがあり
二人目不妊のことも何とかしたい・・・
ということでご相談にみえていました。

そして・・・

さくら薬局で漢方薬を服用され
胃腸不良症状はどんどん改善され、
昨日、妊娠したとの報告が入りました。

漢方薬服用開始2か月を待たずして妊娠されています。


年齢32歳 女性

初来店が・・・

2016年 8月下旬です。


とにかく胃腸の調子が悪くて

常に胃が重たい、おなか周りが張っている

胃もたれれしていることが多いので食欲がない

おなかは空くけれど
少し食べたらおなかいっぱいになる

食後におなかがぷーっと張る

おなかにガスが溜まって苦しい

おなかがキュルキュル鳴る

突然、急に気分が悪くなって吐き気がして
血の気が引いて倒れそうになる。
こういう時はイライラ感もある。
(この症状は生理の時に多くてフワフワ感もある)

就寝前には胃液が逆流する

食後、胸焼け頻繁にある

胃が重苦しくだるい

腹痛が頻繁にあって下痢になる

毎食後に便意を催す。(排便回数2~3回/日)

軟便が多いが便秘になることもある

以上のような胃腸不良症状を訴えられていました。


その他の症状・・・

すごく疲れやすい

顔や手足がむくむ(生理前や疲労時に顕著になる)

咽に痰が詰まったりからんだりする

ゲップが頻繁に出る

おしっこが近くて(10回)チョロチョロとしか出ない。


いつも精神的に緊張している感じがする

突然、急に顔から首がほてって汗が出る

めまい立ちくらみが頻繁に起きる

熟睡出来なくて夜中に目が覚める
夢をよく見て覚えている

目が疲れやすくてまぶしく感じる

目の周りがピクピク痙攣しやすい

耳が聞こえにくい


慢性的に肩がこっている

頭痛が頻繁に起きる

腰が常に痛い

口の横にヘルペスができやすい

口内炎が唇裏にできやすい

足裏が熱っぽくなることが多い



生理が来る5日ほど前から生理が始まって3日目くらいまで・・・

下腹部が張って痛い、頭痛、肩こり、腰痛が強くなる
吐き気がすることもある、むくみも強くなる
身体がだるい、眠気が強くなる

生理痛が強い→張った痛み

生理血色が薄い赤~薄茶色

生理周期が早くなりやすい(24~31日周期)

生理開始後に体から血が抜けて脱力感を感じる


以上のような多彩な症状が発現しています。


ご本人さんは・・・

自律神経に問題があって体調が悪いのかなぁ
との内容のお話をされています。

そしてさくら薬局へ来店される以前に・・・

他所で、取り寄せ漢方も含めて、何軒かで
漢方薬を服用されていたとのことです。
1~2年間くらいそうされていたとのことですが・・・

ほとんど何の効果が無かったということです。
効果が無かっただけでなく、間違った漢方薬の服用で
さらに胃腸症状を悪化させてしまっていたようです。


以前に服用されていた漢方薬は・・・

加味逍遥散

当帰芍薬散

婦宝当帰膠

冠元顆粒

フラーリンA(胃苓湯)

強清肝散(柴胡清肝湯)

など

これらの漢方薬で
こちらの女性に適合するのは
フラーリンA(胃苓湯)と当帰芍薬散くらいでしょうか。

それ以外はまったく不適合なものばかりです。

適合なものが入っていても飲み合わせが悪いので
効果が出ていないのです。


加味逍遥散、
強清肝散(柴胡清肝湯)は・・・

清熱剤が配合されていますので

胃腸が冷えてしまって胃腸症状を悪化させますから
こちらの女性には禁忌の方剤です。

婦宝当帰膠は・・・

血補充のものですが、
当帰、熟地黄、阿膠などの配合成分がずっしり重くて、
服用すると胃もたれてしまって胃腸不良症状が発現しますから
こちらの方剤も×です。

不妊不育症には婦宝当帰膠や六味丸などの陰血補充が必要だから
ということで、推売している漢方薬店が多いようですが・・・

胃腸の弱い人、胃腸不良症状が発現している人は
服用を見合わせた方が無難です。

服用すると胃腸不良症状を悪化させてしまう場合が多いです。

胃腸の状態が悪い人は・・・

まずは何といっても、胃腸の状態を改善してあげないと
いけません。

胃腸の状態が悪いと、何を飲んでも吸収しませんから
何を飲んでも役に立たないのです。

服用することでさらに胃腸症状を悪化させるようなものの
服用は絶対に止めないといけません。

冠元顆粒は・・・

血流促進のものですが、

微寒性の活血化瘀剤である丹参が配合されていますので、
胃腸が弱っている人では、服用すると胃腸が冷えて
状態が悪くなります。

それから・・・

こちらの女性は色白で見るからに華奢で細くて体力不足
であることが一見するとわかります。

ですから、身体を冷やすものは絶対ダメですし・・・
血を強く動かすものなどの慎重に使用しないといけません。

それであるにもかかわらず・・・

他所で、なぜ清熱剤の配合されたものを勧めたのか・・・ですが


こちらの女性の症状に・・・

急に突然、動悸がして顔から首が急にほてって汗が出る

足裏が熱っぽく感じることが多い

などの熱症状の発現がみられるからでしょう・・・

これらの熱症状に引っ張られて、清熱剤が配合された
方剤を勧めるという判断をしてしまったのでしょう。

専門家と称するものであっても
こういう間違った判断をしてしまうことがあると
いうことです。

自戒の念を込めて、正しく病態把握ができるように
精進して努めなければなりませんね。

こちらの女性に熱症状が発現している原因は・・・

胃腸が冷えていて胃腸に食滞や痰湿停滞があって
それがために、気血の流通が滞ってしまい停滞が
起き、陽気が全身に満遍なく配られていないことが
原因です。

そのために一部で陽気が滞ってしまって熱症状が
発現しているのです。

ですから・・・

こういう場合は、清熱してはいけません。

陽気を補充して、滞っている痰湿や気血の動きを
促進してあげると熱症状は改善されるのです。

そして消耗している気血精を軽く補充してあげる

こうようなやり方で対応しますと・・・

1~2年の間ずっと胃腸の調子が悪くて
二人目が出来ないお悩みがあったのが、

さくら薬局で漢方薬を服用されたところ

2か月を待たずして、妊娠されています。

胃腸症状もどんどん改善されています。
その他の諸症状もほぼ改善されています。


それから最も大切なことは・・・

こちらの女性はやはりと言いますか食生活に偏りがあり
それが胃腸に負担となって胃腸不良症状が現れていました。

食生活をきちんと見直すようにアドバイスをしたところ
とても良く理解されてすぐに食生活を見直されています。

しっかりこちらのお話に耳を傾けられる姿勢がとても
良かったことも、短期間の間に妊娠されるという結果が
出ることにつながっていると感じています。
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自律神経失調症では多種多彩な症状が発現します。例えば・・・神的に不安定になってイライラしたり落ち込んだりする、急に動悸がしたり顔がほてって熱くなって汗が出る、熟睡出来なくて夜中に目覚める、夢をよく見て覚えている、めまいや立ちくらみがある、目が疲れやすくてまぶしく感じる、目の周りがピクピク痙攣する、手が震える、偏頭痛や肩こりに悩まされる、便秘になったり下痢になったりする、咽が詰まる、ゲップがよく出る、とても疲れやすい、疲れが抜けない・・・など このような多彩な症状は自律神経のバランスが乱れているために起きるのですが、胃腸の状態が悪いために、自律神経の乱れを引き起こしている場合が多見されます。もちろん仕事や人間関係などで大きなストレスを抱えているということで自律神経のバランスが崩れることもあります。また女性では生理周期の関係で自律神経が乱れることもあります。(PMSやPMDDなど)いずれにしても自律神経がしっかり働くためにはエネルギーや栄養(気血精)が必要です。エネルギーや栄養(気血精)は胃腸で消化吸収されたものから生成されますから自律神経を安定させるためには胃腸が元気に働くことが必須要素です。
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排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
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妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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プロフィール

桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
さくら薬局
℡0791-65-2107
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