「コロコロ便」は女性に多い便秘の形態であるのですが・・・

どうして女性に多いのか、前回述べているのですが
再度詳しく述べます。

女性は毎月の生理で血液を失います。
血液は「血+津液(陰)」で出来ていますので、
毎月の生理で陰血が失われるわけです。

こういうことは男性には絶対起こり得ません。

生理出血があるのは女性だけですから・・・

陰血が消耗した分をしっかり補充出来ていれば
問題は起こらないのですが・・・

失った陰血分を補充出来ていない女性が
たくさんいらっしゃいます。

その結果、陰血不足体質になっていますと・・・

腸管内部が潤い不足となって乾燥し、大便が
枯燥し、滑らかな動きが出来なくなるために
便秘→コロコロ便となるのです。

ですから・・・

コロコロ便になっている女性は、

血不足(血虚)陰不足(陰虚)の状態に
なっているということです。

大腸だけの問題でなくて、全身的に
陰血が不足しているということになります。

全身の陰血が消耗していますと
全身に種々の症状が現れます。

例えば・・・

目が疲れやすい、目がかすむ、目がまぶしい
目が乾燥する(ドライアイ)、目がちかちかする
目の奥が痛い

夜盲症、近視、遠視、乱視 などになりやすい

爪がもろくて割れやすい、爪に凸凹がある

筋肉がつりやすい(こむら返り)

髪が細い、髪の弾力がない、
髪に潤いがなくてパサパサゴワゴワする
切れ毛、枝毛が多い、抜け毛が多い
白髪が多い

精神的に不安定になりやすい
イライラする、気分が落ち込む

物忘れしやすい
将来的に認知症になりやすい


寝つきが悪い、
夜間ちょっとした物音ですぐに目が覚める
夜間、夢ばかり見ている
熟睡できないので、翌朝起きるのがつらい

頭がぼーっとしていることが多い
立ちくらみやふらつきめまいが起きやすい
動悸しやすい

皮膚がカサカサ乾燥しやすい

唇が乾燥して皮がむける(唇がひび割れする)

鼻の内部がぱりぱりに乾燥する

血不足がひどくなると・・・

生理が遅れる、生理が飛ぶ、生理血色が薄ピンク
生理血色が茶色、生理日数が2~3日間と少ない
生理出血量が少ない
(生理血量が多い場合は、血消耗を加速させます)
生理前~生理中にかけて、やたらと眠い
生理後、身体に虚脱咸がある

不妊、不育症になりやすい

上記のような種々の症状が現れやすくなります。

上記全部の症状が現れることはないと思いますが
どこかの症状に思い当たるはずです。

ですので・・・

「コロコロ便」になっているということは
全身的な「陰血不足」である可能性が高いので
陰血をしっかり補充しておくことが大切です。

漢方的アプローチ・・・

ただ単に、陰血補充するだけでは対症療法的に
なってしまいます。

陰血を生成するパワーを強くするために
脾や腎のパワーを補強することが大切です。

そして生成された陰血がしっかり全身に
循環しないと役立つことが出来ません。

ですから、行気、活血などの配合も考慮する
必要があります。

そして、飲食生活の改善も不可欠です。

血の原材料となるような食物をしっかり摂取する
ことが不可欠です。

そして、無理なダイエットなども避けなければ
なりません。

太りたくないから、飲食物の摂取を控えめにしている
などということも考え直す必要があります。

やせの体質は、陰血の貯えが減っている体質です。

ある程度太っていても、水っぽい太り方をしていると
陰血不足になっている場合が多いです。

陰血不足をほっておくことは栄養失調をほっておく
ことと同義ですので、しっかりと補充しておくことが
とても大切です。
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妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
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妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
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