暑かった夏が過ぎ、秋になりますと、
爽やかな風が吹いて過ごしやすくて体調も良いかと
思いきや・・・

季節の変わり目に体調を崩す人は多いのです。

この時期は昼夜の寒暖差が大変大きいのが特徴です。

日中は暑いなぁ・・・ 
でも朝晩はひんやりして肌寒い

という感じになります。


こういう気候の時に起こりやすい症状があります。

明け方から起床時にかけて

足がつる(筋肉がつる)ふくらはぎが痛い

かかとが痛い、膝が痛い、股関節が痛い、腰痛

肩や背中、首などが硬くこっている(痛い)

頭痛、こめかみ痛、目の奥が痛い

みぞ落ちが痛い、その裏側の背中が痛い

などの症状が起きやすくなります。

症状が激しい場合は吐き気を伴うこともあります。



これらの症状はすべて 冷えが原因です。

昼夜の気温差が大きいので、油断していると
夜~朝にかけて身体が急激に冷やされてしまうのです。

そして、冷えてるという自覚が少ないのが特徴です。

日中、暑いのでそちらの方を中心に考えてしまうのです。

夜間、睡眠中は身体が無防備ですので以外に冷えの影響を
強く受けていることが多いのです。

そして、まだ冬じゃないので寝具なども薄手になっている
ことが多いでしょう。

その結果・・・

夜間~朝方にかけて身体が冷え切ってしまうという
ことが起こりがちです。

明け方~朝方(起床時)にかけて、身体の硬さやこわばり
痛みしびれなどを強く感じることがありましたら、
それは間違いなく夜間に身体が強く冷やされているために
起きている症状です。

「寒凝」という状態になっているのです。

寒さで身体が冷やされますと、筋肉がギューッと収縮します。
そして血管も収縮します。

ギューッと収縮しますと、典型的な症状は「こむら返り」です。

ふくらはぎが多いでしょうか。

こむら返りは、女性に多いのが特徴です。
(男性でもこむら返りが起きる人はいますが・・・)

筋肉は血の滋養によって弾力が保たれていますが、
生理や出産で血を失うことが多い女性は、
筋肉を滋養する血が不足がちになっています。

筋肉が血不足になっているところに、夜間に強く
冷やされてしまいますと、筋肉がギューッと収縮して
こむら返りが起こります。

血不足の体質では、もともと筋肉の弾力が悪化しています。
筋肉が硬くなっているのです。

例えれば、ビーフジャーキーのようなイメージです。

干し肉は血などの潤い物質がなくなった状態ですね。
カチカチの状態です。

あそこまでの極限に硬くなっていることはないのですが、

でも陰血が不足消耗していますと、硬くなります。

そこに、冷えが侵入しますと「こむら返り」が起こります。

ゴルフなどでラウンドを回って、ひと風呂浴びて、ビール飲んで
などのパターンでもこむら返りは起きやすいですね。

ゴルフで足の筋肉を酷使して(酷使している意識はないかも)
筋肉の栄養(陰血)が消耗して、山のひんやりした空気に冷やされて
シャワー浴びて っていうのが冷えの原因です。

「凝固」して血管もギューッと収縮しますと
気血の流れが阻害されますので、痛みも発生しやすくなります。


「不通則痛」の原則で、痛みは起こります。

「痛み」「しびれ」もこの時期起こりやすいのです。

女性、とくに中高年の女性は注意が必要です。

ゴルフやマラソン、登山などで足を酷使する環境になる人は
性別年齢関係なく注意が必要です。

後は・・・

年中ビールを飲む人、冷たい飲み物を好む人も
注意が必要です。

みぞおちが痛い、その裏側の背中が痛い

という場合は胃が冷え切っている場合が多いです。

知らず知らずのうちに冷えが侵入していて、
冷えた(冷やした)自覚がない場合が多いですが、

この時期は冷えによって・・・

筋肉が硬くなる、こり痛み、しびれ、つる(こむら返り)
などの症状の発現が多くなる傾向にあります。

漢方では・・・

附子や乾生姜、呉茱萸、桂枝、細辛、麻黄
当帰、川芎 などを配合した方剤で筋肉を温めて
血管を温めて血流を促進させる方剤を使用することで
「不通」を「開通」させることで諸症状を改善させる
ことができます。

かかとが痛い人は、腎虚(腎の虚弱)が背景要因ですので
捕腎してあげると良い効果が現れます。
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耳が詰まる(塞がる)・音がこもる・しっかり聴こえない、耳がジュクジュク汁が出てかゆい・・・ これらの症状がここ3年間ほど毎年発現しますが、そのたびに漢方薬を服用されて耳の諸症状が改善されています。その他、腰痛、膝痛、腹痛、食欲低下、軟便下痢、コロコロ便、イライラしやすい、熟睡出来なくて良く夢を見る、疲労感が強い などの症状も伴っています。本質的な問題は水分代謝が悪いことです。胃腸や腎の陽気が減弱しているために水分が気化されずに貯留停滞してしまうのです。(水湿の貯留停滞)そして精神的ストレスが溜まりやすいという問題も重なっています。
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排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
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妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
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