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前回に引き続き・・・
不妊、不育症について述べたいと思います。

「不妊、不育症には何を飲めば効果が出るのか・・・」
「はい、これとこれを飲めば良いのだ~~」

と簡単に効果が出る方法はないのかなぁ と
お考えになる方がいらっしゃると思います。

しかしながら・・・
現実的にはそう簡単に良い結果を得ることはできません。

ネット上で、不妊に効果の上がるいろんな漢方薬やサプリメント
が掲載されたりしていますが・・・

その漢方薬やサプリメントがご自身の体質体調に
適合しているのかいないのか・・・そこの見極めが
出来ませんと、効果がないばかりか、逆に体調を悪くする
場合も出てきます。

なんといっても大切なのが・・・

ご自身の体質体調をしっかり見極めることです。

そしてご自身の体質体調に適合した漢方薬やサプリメントを
服用されることが最低限度の必須なアプローチになります。

不妊、不育症のご相談にお見えになる方は・・・
皆さん本当にいろんな体質体調の状況です。

一人として同じ体質体調の方はいらっしゃらない・・・
というのが実感です。

それから・・・

不妊不育症でお悩みの方に詳細な聞き取りをしますと
種々の体調不良をお持ちの方が多いです。

その体調不良がそのまま不妊不育症の原因に
繋がっているということも多見されます。

そして・・・
ご自身の体調不良と不妊不育症は別の問題だと
認識されている方が多いのにも驚かされます。

例えば・・・

不妊不育症の大きな問題点として、ご自身の体に
蓄えられてる「生命力」の弱さがあります。

特に「腎精不足」の問題です。

生殖の精の不足は「腎精不足」と直結している
ことが多いのですが・・・

男性では「精子」
女性では「卵子」

の数や質の問題です。

しっかりした「腎精」が備わっていないと

女性では「卵子」の状態が不良となります。
男性では「精子」の状態が不良となります。

これはすなわちご自身が持っている生命力の弱さ
ということです。

新たな生命を誕生させるためには・・・
ご自身の体の中に存在する生命力が旺盛であること
溢れる生命力が存在することが必須です。

この点が弱いと新たな生命を誕生させるだけの
パワーがないので不妊不育症となってしまいます。

腎精不足=ご自身が持ってる生命力の弱さ
と思っていただいてよいのですが。

腎が弱いと種々の自覚症状が現れます。

まず多いのが・・・排尿異常です。

おしっこが近い 又は逆に尿意が弱くて排尿回数が少ない
という症状です。

頻尿の場合、10回以上/1日 もトイレに行かれている
方がいらっしゃいます。

正常な排尿回数は5~6回/1日 ですので
その倍以上の回数、トイレに通われているということです。

それで・・・

腎を強化する漢方薬を中心に方剤を組み立てて飲んで
いただきますと排尿回数が正常化します。

それから骨の強さは腎の強さを現していますので、
腎が弱いと、腰痛や膝痛、股関節痛などが出やすくなります

これらの症状も腎を強化するアプローチをしますと
痛みの出ない状態になってきます。

それから腎は体の根源的なパワーを持つ部位ですので
腎が弱いと疲労感や脱力感などの発現も多くなります。

これも腎を強化するアプローチをしますと
疲労脱力感が減って元気になってきます。

種々の自覚症状が改善されてきたことは
すなわち「腎精の補強」が効いてきていると
判断できるのですが・・・

ご本人さんは、まったく別の見解を述べられる場合が
あって驚きます。

不妊不育症で困っているのであって、
「おしっこが近いのが治っても、腰が痛いのが治っても
 これってなんの意味があるのですか?」

というような発言をされる場合があって
まったくご理解をされていないことに驚くとともに
もっとしっかり分かりやすくご説明をしないといけないのだなぁ
という自己反省にもなります。

それから・・・

腎精を強化するには、ある程度の時間が必要です。

ある程度と言いますか・・・

結構な日数が必要になります。

半年以上、年の単位が必要な場合も出てきます。

これは腎精不足の程度によって異なりますが・・・

漢方薬を服用されて2~3か月くらい経ってきますと
結果を焦る人が多くいらっしゃいます。

我々としては、2~3か月じゃ まだまだこれから
がんばっていただかないといけない服用期間なのですが

早く良い結果を得たいという思いが非常に強いということ
なのでしょうが・・・

腎の虚弱化が強い場合は・・・
相当の日数が必要になります。

じっくり腰を据えてのがんばりが必要になるわけでです。

さくら薬局では、最長で3年間くらいの漢方薬の服用で
妊娠出産に至った方もいらっしゃいます。

速い方では、1~3か月で妊娠出産される方も
いらっしゃるのですが・・・

このことが、すなわち体質体調が違っているという
ことを表しているわけです。

また・・・

3か月程度で良い結果が出る方と
年単位で時間がかかる方とでは

使用する漢方方剤も全く異なっています。

すなわち・・・

ご自身の体質体調がどのような状態になっているのかを
しっかり見極めて自覚されたうえでのアプローチを
根気強く継続されることが大切だということです。
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不妊・不育症の体質的傾向の一つとして、冷え性体質というのがあります。子宮卵巣が寒く冷えているために本来の働きが出来なくて妊娠しにくいし、受精卵が育ちにくいという体質です。この冷え性体質を形成させてしまっている原因は一つとは限りません。種々の原因が複雑に絡み合って冷え性体質を作り上げているという場合も多いのです。単純に体を温めるアプローチだけで解決する問題ではありません。陽気を乗せて配る役割の血の補充や、血の流通を阻害している原因の除去、むくみやすい女性では水で冷えていますから、むくみの根源的問題の陽気補充に加えて存在する水の除去、精神的ストレスが血流を悪化させている場合にはストレス開放のアプローチなど・・・子宮卵巣の冷え一つとっても改善するには冷えを作り出している原因を詳細に分析して明らかにして多角的なアプローチが必要な場合が多々見受けられます。
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排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
「Tash Sultana」すごいアーティスト発見 ユーチューブ
妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
さくら薬局
℡0791-65-2107
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