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子宮や卵巣が寒く冷えている、冷え性体質は・・・

不妊不育症を引き起こす大きな問題の一つである
という視点で、このところ続けてブログで述べて
いるのですが

実症例を1例掲載してみます。

30代の女性
初来店が 2017年7月中旬です。

冷え性を特別に意識されているようではないタイプですが。
お尻や足首から下が冷えるということです。

普段から軟便気味で時にお中が痛くなって下痢をします。

鼻炎持ちで、秋以降寒くなる時期は・・・
鼻が常にグチュグチュして鼻をすすってることが多いです。

もちろん春先には強い花粉症症状が発現します。
(くしゃみ鼻水鼻づまり目のかゆみのどの痛みなど)

寒くなるとトイレ(排尿)が近くなります。

夜には足がむくみます。


生理時の症状・・・

生理2日前くらいから
頭痛・肩こり・腰痛・腹痛・吐き気症状が現れます。
生理が始まって3日目くらいまで諸症状が続きます。

むくみ・だるさ・眠い・イライラなども強くなります。

排卵痛もあります。(排卵期の4日間くらい)

おりものが多いです。(排卵期以外でも多いです)

病院で子宮内膜症であると診断されています。
卵管が少し狭いとも指摘されています。

常に肩がこっています。
頻繁に頭痛(こめかみ痛)が発生します。

特に生理前は、強いこめかみ痛とともに吐き気が
起こります。

両手指の関節周りを中心にして
あちらこちらにプツプツと湿疹が出来ています。
痒みがあって掻いて汁が出て皮が剥けたりします。

そして表面がガサガサと荒れています。

手指の湿疹症状は冬季に強く現れます。
夏は軽くなるけど完全に治ることはありません。

時々、口内炎が出来ます。

以上のような体調傾向です。

ご本人さんは・・・

特別冷えるということを訴えられませんが・・・

①お尻や足首から下の冷え

②常に軟便気味で時に腹痛があって下痢になる

③グチュグチュした鼻炎症状が秋以降寒くなると強く現れる

④寒くなるとトイレが近くなる

⑤夜、足がむくむ

⑥手指の皮膚症状(プツプツした水泡湿疹)が
 寒い時期に強く現れる

⑦排卵期以外にも常におりものが多い

上記症状は・・・すべて

陽気パワーが低下して水を水蒸気の状態に気化できないため
水湿貯留停滞して現れる症状です。

生理2日前くらいから
頭痛・肩こり・腰痛・腹痛・吐き気症状が現れます。
生理が始まって3日目くらいまで諸症状が続きます。

こちらの生理時の症状は・・・

陽気パワーが低下していて、血流を促進出来ないこと
そして血の流れが冷え固まり傾向にあること
水湿の貯留停滞が血流の邪魔をしていること
以上の複合的な原因で気血の流通が滞りぎみに
なっていることから発現しるようです。

水湿貯留停滞、血流停滞があるために
子宮内膜症も出来てしまっているようです。

生理時に古血をしっかり排泄して新たな内膜を形成させる
という機能がしっかり出来ていないということです。

古血が子宮内部に残留してそれらがあちこちに散らばって
内膜症が発現しているということです。

サラサラした流れの良い血ならば残留することは
ないのですがドロドロして流れの悪い血は排泄が
うまくゆかず残留傾向になりやすいのです。

気血の流通が悪いと・・・

不通則痛の原則で、生理痛が強く現れます。
その他、腰痛・頭痛などの経絡上のつながりのある部位に
痛みが現れるようになります。

吐き気はどうでしょうか・・・

血の流れが下方向へしっかり流れないと上方向に逆流して
胃の降下作用を妨げて逆流させることの影響です。
経絡の流れが近い部位にあるために起こります。

などどの症状も・・・すべて

陽気パワーの減弱が根本原因になっています。

漢方的アプローチ・・・

陽気パワー補強アプローチ、

体表面~身体内部にかけてしっかり温めて
推進力を増強させて流れを促進するアプローチ

貯留する水湿を除去するアプローチ

血をしっかり温めて血流を促進させる
アプローチ

消耗気味の精血補充のアプローチ

以上のような構成で総合的にアプローチを
組み立てます。

今現在で・・・

3か月弱くらいの漢方服用期間ですが

全般的に諸症状が大幅に軽減されています。

生理血が黒っぽくて流れが悪かったのが
サラサラと赤いきれいな血になっています。

生理痛は生理が始まった当日のみの発現に
なりました。

手指の湿疹症状はこれから強く現れる時期
なのですが、きれいに治まってきています。

ただ炊事でお湯を素手で使われるので
若干あかぎれが出来ています。

しかし皮膚面はとてもきれいな状態です。

こめかみ痛や吐き気はなくなっています。

肩こり症状は引き続きありますが軽減
されています。

おりものも減っています。

腹痛下痢の症状発現も大幅に減りました。

以上のように諸症状は大幅に改善されています。

まだ妊娠されるまでの結果は出ていませんが・・・

今の感じでアプローチを継続されれば
良い結果が出るのも近いと感じています。

こういうタイプ・・・

子宮や卵巣が冷えて機能低下しているために
妊娠しにくい・着床しにくい・不育症という
女性はたくさんいらっしゃるという印象です。
NEXT Entry
冷え性体質で起きやすい症状に<むくみ>があります。女性は<むくみやすい人>が多いです。むくみやすい人は、燃焼力の弱い人が多いです。体内の水は燃焼力すなわち陽気パワーによってしっかり温められて水蒸気の状態に気化されることで軽くなって全身をくまなく滞ることなくめぐることができます。しかし陽気パワーが減弱している人では水は水蒸気の状態に気化させることが出来ません。この状態になりますと、気化されない液状の水湿が貯留停滞するようになって<むくみ>が発生します。むくみは足首などの下半身、手指、顔面部(まぶた・唇)などに現れます。むくみ体質の人は陽気パワーが減弱していますので、体が重くてだるい、強い眠気を感じる、膝痛・股関節痛・鼻炎症状・おりものが多い・水泡湿疹が出きる・子宮内膜症や子宮筋腫の多発などの症状も起こりやすいです。それから排尿異常(尿意がなくて極端に排尿回数が少ない又は頻尿だけどチョロチョロとしか排尿出来ない)なども起こります。漢方的アプローチは・・・温陽気化力と高めて、水をしっかり水蒸気の状態に気化させて貯留停滞している水湿の除去を中心としたアプローチが必須となります。
NEW Topics
排卵障害を起こしている原因として・・・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)というのがあります。卵胞の周りにべたべたした汚れが溜まってしまって殻が硬く肥厚してしまい殻を破って排卵することが出来ません。このような卵胞が数珠玉のように沢山出来て卵巣内部に存在しています。痰湿汚れ・湿熱汚れ・瘀血汚れ・寒凝固汚れ など種々の汚れが卵胞の周りに著中停滞してしまっています。したがいまして・・・これらの汚れを除去する方剤を使って継続的にアプローチをする必要があります。
卵巣がしっかり働いて卵胞を大きく成長させ正常に排卵させるためには・・・腎精が充足していることは必須です。そして脳から送られてくるホルモン情報の伝達に問題がないことも必須です。腎精を充足させるためには後天の精の補充が欠かせません。後天の精をしっかり補充するためには脾胃の働きがしっかりしていることが必要です。ホルモン情報の伝達に問題がある原因は精神的ストレスが溜まる=気血の流通が止まる→ホルモン情報がしっかり伝達されない。それから血液やリンパ液が汚れてよどんで流れが悪い状態になるとホルモン情報伝達に問題が生じます。血液やリンパ液を汚す原因は毎日の飲食生活の偏りです。こってり濃厚なものの摂取が多いと血液やリンパ液がドロドロ汚れてしまいます。漢方的アプローチとしては、①腎精の補充②気血の補充③脾胃の働きを活性化させて後天の精の生成力を強くする④精神的ストレスの開放(肝気鬱結の開放)⑤血液やリンパ液の汚れを除去する(食滞・痰湿・瘀血の除去)身体の陽気のパワーが弱くて冷える傾向にある場合は、陽気補充、身体で炎症が起こっていて熱っぽい場合は、清熱して炎症をとる・・・などお一人お一人の身体状況を見極めてしっかり排卵できるようにアプローチします。
妊活にとって大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。そしてさらにめでたく妊娠出産授乳子育てという段になっても大切なポイントは腎精を充足させてあげることです。元気な赤ちゃんを出産して、出産後のお母さんも元気はつらつと授乳子育てが出来るということがとても大切なことです。そこのポイントに腎精の充足は欠かせません。産後うつ・産後に元気がでない・頭が空虚に感じてふらふらする・不眠・歯ががたがたしている・髪がパサパサして抜け毛が増える・目が弱ってチカチカまぶしい などは腎精の不足消耗が原因です。
「Tash Sultana」すごいアーティスト発見 ユーチューブ
妊娠するためには正常に排卵していることは必須条件です。視床下部~下垂体~卵巣(卵胞)とホルモン分泌連携が問題なく行われていますと排卵障害起こりません。①視床下部②下垂体③卵巣④卵胞膜 以上4つのポイントのどこかに異常が発生しますと正常な排卵が妨げられて排卵障害が起こります。①視床下部②下垂体 は脳の問題です。脳は「髄海」と言われます。腎精から髄が生じて髄は骨を滋養しています。そして髄が集まって「髄海」となります。脳「髄海」をしっかり機能させるためには、腎精が充足していることが大切です。そして腎精を充足させるためには後天の精をしっかり産生させることが大切です。後天の精は脾胃の働きによって生成されます。排卵障害が起きている場合は、脾胃、腎精、気血、肝の疎泄などに介入してホルモン分泌連携を正常化させるようにアプローチします。
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桜の気の下で

Author:桜の気の下で
兵庫県たつの市神岡町にて漢方専門薬局を開いています。
(そうめん資料館)そうめんの里のすぐ近くです。
さくら薬局
℡0791-65-2107
マウスオン→ 




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